Letter of intent

2010年、サイリウムを使ったヲタ芸のパイオニアであるギニュー特戦隊に影響を受け私は初めてヲタ芸というものに触れました。

ヲタ芸というワードのイメージとは裏腹に、その動きや光の軌道は美しく華やかなもので、ギャップに惹かれ私もヲタ芸を始めました。

練習を重ねギニュー特戦隊の一員となった私はヲタ芸の奥深さに気づき、偏にヲタ芸/サイリウムダンスといってもそこには様々な楽しみ方があることを知りました。

応援を目的とした本来の楽しみ方、技術を極める楽しみ方、好きな音楽にのせて本能のままに動く楽しみ方やればやるほど、この文化にはこんなにも人それぞれの思いがあることを知れました。

そして活動を続ける中で人との出会いも増えていきました。

出会った人々はもちろんそれぞれヲタ芸/サイリウムダンスをやる目的は違いますが、単純にその根底にあるこの文化が純粋に好きだという思いで繋がっていました。

これはヲタ芸/サイリウムダンスにこれだけ様々な楽しみ方があるからこそだと思います。

そうして、様々な人々と触れ合い、活動を続けていく中で"この文化を遠い未来まで残したい、この文化を長く皆と共に楽しみたい"と強く思うようになりました。

今以上にこの文化の発展を目指し、様々な思いを持った人々が、今以上にこの文化を楽しめるような環境を作るために、今回この協会の設立に至りました。

サイリウムダンス協会会長 小栗 亮介
ギア(GinyuforcE/ギニュ~特戦隊)

ペンライトを振り回しその光の動きをアピールするヲタ芸は、当初はアイドルを応援する行為とし て生まれ、現在新しい形へ進化・多様化しています。ダンスとして、あるいは芸術的エンターテイ ンメントとして、TV番組やCMなどでヲタ芸を目にする機会も増えてきました。

日本のサブカルチャーが世界各地で熱心なファンを獲得する中で、ヲタ芸もまた同様の広がりを見 せています。 当社は一昨年より世界の主要都市においてヲタ芸大会を開催してきましたが、今年は各地での予選 優勝者たちが競う世界大会を1月に東京・秋葉原で実施するに至りました。

今や海外では、従来のヲタ芸ではなくサイリウムダンスという名称の下、クールで新しいパフォー マンスとして徐々に認知度を高めています。 この日本発の新しいカルチャーを国内外に広く紹介し、より多くの方に親しんでいただきたいと 我々は考えます。

若い世代中心のヲタ芸はより幅広い世代に浸透する可能性を秘めています。また 同時に、競技として確立させるため、レギュレーションおよびルールの整備も不可欠と考えており ます。

プレイヤーたちの活躍できる場が増えればパフォーマンスの完成度が上がり、新たなファンが生ま れます。結果としてプレイヤーたちを応援する環境ができ、さらなる文化の発展につながります。
 

協会常務理事 ​小室 雄一 (株式会社ルミカ)

2010年、サイリウムを使ったヲタ芸のパイオニアであるギニュー特戦隊に出会いました。

ヲタ芸の「ダンスであり、アートであり、新たなエンターテイメント」という点に、可能性を見出し、私達はマネジメント、教則DVDの制作、ヲタ芸/サイリウムダンスイベントの制作等で、彼らと関わってまいりました。

インターネットを通じて日本中にプレイヤーを生み出し、やがて世界中へと広がっていく姿を支援し見守ってきました。

様々なメディア出演、イベント出演等で注目され、パフォーマー、振付師として“職業”として活躍するようになりました。ですが、そんな彼らをみて、彼らに続いてくヲタ芸/サイリウムダンスのプレイヤー全体の将来についても考えるようになったのです。

ヲタ芸/サイリウムダンスという文化は、まだまだ世代を超えた理解を得られているとは言えません。だからこそ、ギニュ~特戦隊(現GinyuforcE)に影響された数多くのプレイヤーは、同世代の友人という閉じた世界か、またはインターネットというバーチャルな場で遠くの友人と切磋琢磨し技術を磨き、動画サイトに投稿を繰り返すしかありませんでした。

そんな彼らが、広くリアルで輝ける場所を作りたいと「TOKYO ROMANCE PARK」というイベントをみんなで立ち上げ、チームとして参加するプレイヤー。単独で活動しているプレイヤー、その他多くの方が集い、交流を深めました。さらに、彼らを応援するファンの皆様も多く集まり、ヲタ芸/サイリウムダンスの文化のさらなる可能性を目の当たりにしました。

加えて、ヲタ芸/サイリウムダンスのパフォーマンスには切っても離せないサイリウムメーカーの株式会社ルミカさんと共に世界大会を開催し世界各地を回り、ヲタ芸/サイリウムダンスの文化がしっかりと世界中で根付き始めていることを肌で感じることができました。

世界大会のスーパーバイザーとして世界中を回ったギアと何度も話合い、この急速で広がっていく文化をより普及、発展を考えた際に「協会の設立」に辿り着きました。

ヲタ芸/サイリウムダンスが好きなプレイヤーが更に輝ける場所を作り、ファンの方々が応援できる場を作る。そんな環境をつくることができるよう、私達も「サイリウムダンス協会」の設立に賛同し、今まで以上に結束して、この文化を根付かせていくお手伝いをしたいと思います。

協会常務理事 平田 孝幸(AbstreemCreation) 

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